
<テーマ>他社人事部門との交流について
アンケート期間:2025/02/04 から2025/02/12
「他社の人事部門とどんな交流があるのか、ぜひ教えてください!」――今回のアンケートでは、他企業とのつながりの広さや、採用活動に関する情報交換の内容についてお聞きしています。どれくらいの企業と交流があり、どんな情報が役に立ったか、そしてその交流がどのように始まったのかなど、日頃のリアルな体験を、お気軽に回答ください。
<集計レポート>採用活動時の服装について
アンケート期間:2025/01/07から2025/01/15
採用活動において、学生対応時の社員の服装は、企業イメージや学生への印象に直結する重要な要素の1つといえるでしょう。特に、説明会や面接時における服装ルールや工夫は、学生との円滑なコミュニケーションや採用活動の効果に影響を与えると考えられます。本アンケートでは、採用活動時の社員の服装に関する実態やご意見をお聞かせください。
今回、136名の方に回答いただきました。皆様、お忙しいなかご回答いただきありがとうございました。
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1ミニッツアンケートにご回答ありがとうございました。
自社の社員に対する服装の規定やルールはありますか?
集まった回答を集計してみると、「自社の社員に対する服装の規定やルールがある」と回答いただいたのは74.3%でした。スーツだけでなく、職種によって制服、作業着などの指定がある企業も多く見受けられました。

採用活動で学生対応するときの社員の服装についてのルールはありますか?
採用活動時の社員の服装について尋ねてみたところ、
何らかの指定があるのは、54.4%でした。内訳としては、「社内規定・ルールに準じる」が47.8%、「採用活動時のルール」を設けているのが6.6%でした。一方、「指定していない」は45.6%で、社員の判断に委ねている会社も多い様子がわかります。

面接時に社員はどのような服装で対応しますか?
面接時の服装について尋ねたところ、「原則スーツ」が最も多く27.9%で、次いで「個人の判断に任せる」(25.7%)、「部門や職種による」(23.5%)と続きます。

寄せられたコメントを見ると、
「スーツでなくてもよいがジャケットは着用するように伝えている」「学生がリクルートスーツが多いので、可能な限り面接社員もスーツ着用を心がけている」「とくに服装の指定はしていないが、プロフェッショナルとして、特に清潔さなどは気をつけて欲しいと伝えている」「一定の清潔感は必要。現場作業がある社員は、極端に汚れた作業服をリクルート時には着用させない」など、対応にふさわしい服装を考えながら、採用活動に臨んでいる企業が多い様子がうかがえます。
また、「一次面接の面接官は会社の制服で、最終選考時はスーツ、それ以前の選考はオフィスカジュアル」といった採用プロセスごとに服装を定めている会社や「普段の様子を感じてもらいたいので、勤務時と同様の作業着で参加してもらう(実態より良く見せすぎない)」というコメントもありました。
学生に、面接時の服装を指定していますか?
一方、学生に面接時の服装を指定しているのは43.0%でしたが、寄せられたコメントを見ると、指定の有無にかかわらず、実際はスーツで臨む学生がほとんどのということでした。
寄せられたコメントより
・指定しないと逆に迷われるのでスーツと指定している
・指定していないが、100%リクルートスーツで紺が100%。
・スーツという名詞は使いませんが、就職活動においてふさわしい服装という指定をしております。
・原則スーツ。夏場はネクタイ無し上着無しのクールビズ可
・面接時には指定していないが、1次選考2次選考等の若手社員との選考時には、スーツではなく普段着でと伝えている。
・学生の「普段の自分」と対話をしたいので、説明会~最終面接まで私服OKとしています。
指定しないと学生が迷うので、夏場のクールビズ対応やネクタイの有無など指定するケースが多いようです。

最後に本アンケートを通して、社員の服装について、以下のような悩みも寄せられましたので、ご紹介します。
・人事担当者は夏期以外はジャケット着用としている。現場社員は本人の判断に任せているため、オフィスカジュアルで参加する者もいる。これでいいのかはわからない。
・内勤者の中で服装がかなりカジュアルであったり、蛍光色のような派手な色の服を着ている方がいて、他の社員からクレームの声があり、ドレスコードを設定した。が、守ってもらえていない。
<集計レポート>内定者懇親会について
アンケート期間:2024/12/03から2024/12/11
内々定から入社までの間に他の内定者や先輩社員とのコミュニケーション機会として、また内定防止策の一環として内定者懇親会が設けている企業は多いかと思います。実施にあたっての予算感や配慮している内容、意見をお聞かせください。
今回、86名の方に回答いただきました。皆様、お忙しいなかご回答いただきありがとうございました。
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1ミニッツアンケートにご回答ありがとうございました。
内定者懇親会を実施していますか?(内々定者を含む)
集まった回答を集計してみると、「内定者に懇親会を実施している」と回答いただいたのは90.7%で、ほとんどの企業で実施している様子がわかります。そのうち、社外での飲食を伴う懇親会を実施しているのは77.5%でした。
実施していないと回答した企業では、
「地方公共団体なので飲食店などを利用していない」
「食事が必要とは限らないので、内定者の満足・不安解消につながるイベントを実施・検討中」
「社内で実施」
といった回答がありました。

懇親会を実施しているタイミングは? (内定式を実施していない場合は、10月1日を目安)
実施タイミングとしては、内定式当日が最も多く約6割でしたが、前後においても実施の比率は高く、内定者の不安解消、社員や内定者同士の交流など様々な目的で、タイミングに応じて実施されている様子がうかがえます。

懇親会・会食で、アルコールを提供していますか?最も近いものをお選びください。
懇親会の内容として、アルコールの提供の有無を尋ねました。
最も多かったのは「アルコールの提供をしていない」で約4割(38.8%)に及びました。次いで「提供することが多い」が35%、「必ず提供している」(15%)、「提供しないことが多い」(11.3%)と続きます。
実施の時間帯や目的によって提供しないというコメントのほか、「アルコールを伴う飲食店での懇親会(夜の時間帯の拘束)に、学生のキャッチ力が低く、あまり費用対効果が良くなかった。 そのため今後は昼の時間帯の懇親会に切り替えようと方針を変更した。」という意見もありました。

1人あたりの飲食費(1回の平均金額)はどのくらいですか?
1人あたりの飲食費で最も多かった金額帯は、「5000円以上10,000円未満」でした。「5000円以上10,000円未満」(33.8%)、3000円以上5000円未満(27.3%)の割合も多い結果となりました。なかには「15,000円以上」という高額回答もありました。
アルコール提供の機会別に見てみると、やはりアルコールの提供機会が多い方が金額が高額になる様子がわかります。

(懇親会・会食で気をつけていること)
アルコールに関しては、気を付けておくことも多いようです。
「アルコールによる暴言などがないように気を付けている。また、話しの内容は出来るだけ仕事とは関係ないことにしている。」
「飲酒は強要しない ・年の近い先輩社員も同席とし、フランクな場で悩みや気になることを聞く。」
「ハラスメントに気を付けている。 」
「過度な飲酒」
といったアルコールに関しての注意・配慮は多く挙げられました。
このほかでは、
「食べ物のアレルギーなどを参加者に事前に確認している 」
「席の配置、先輩社員の選定、イスラム教の内定者がいた場合はハラル対応など」
「配属予定先の先輩など話しやすい社員と同席にするようにしている。」
「様々な社員と交流できるように事前に座席配置を検討している。」
「役員、幹部も会話の際もできるだけ内定者の話を聞く(聞き手に回る)ようにしています。」
「アイスブレイクのネタを用意している。」
「参加時に事故や道に迷うことがないように、会社に集合してから会場まで同行したり、参加内定者へ交通費を支給している。」
など、意義ある会にするために、様々な点において配慮しながら進められている様子がうかがえます。
<集計レポート>退職代行サービスについて
アンケート期間:2024/11/05から2024/11/13
近年「退職代行サービス」の需要が高まっています。退職代行サービスとは、従業員本人に代わって退職の意思を勤務先に伝えるサービスで、入社して間もない新入社員を中心に利用が広がっているようです。どのような印象をお持ちかお聞かせください。
今回、77名の方に回答いただきました。皆様、お忙しいなかご回答いただきありがとうございました。
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1ミニッツアンケートにご回答ありがとうございました。
退職代行サービスについてご存知ですか?
「知っている」と回答したのが97.4%とほとんどの方が知っているようです。時代のニーズを捉えて一気に認知は広まった感じがします。

これまでに退職代行サービスを利用して退職した社員はいますか?
「いる/いると聞いたことがある」が52%、「いない/聞いたことはない、わからない」が48%と、拮抗した結果となりました。認知だけでなく、実際の利用者も拡がっている様子がわかります。

もし自社の社員が退職代行サービスを使った場合、どのように感じますか?
自社の社員が退職代行サービスを使った場合、ショックと感じる(「かなりショックを受ける」「ややショックを受ける」)と回答した人が8割を超える結果となりました。
寄せらせたコメントを見ると、様々な意見が寄せられました。人事担当として驚きとやるせなさが隠せない様子がうかがえます。
「もし社員に利用された場合、退職代行サービスを使わないと辞められない職場であると思われている、そのような実態が職場にある可能性がある事になるので、ショック」
「本人が話しをすることが出来ないほど限界状態なのか、無責任なのか、やむを得ない状況なのだろうか」
「退職したいとも申出できない人が少なからずいるということを改めて認識しないといけない。それは、自社の課題に目を背けることにつながりかねない」
退職手続きに関しての意見も寄せられました。
「退職代行サービスの窓口の姿勢にもよると思いますが、 業務の引継ぎや退職日の調整、その他退職時の諸条件について一方的な対応を取られることが懸念されます」
「急な退職の連絡で驚いた。有給休暇の残日数の消化や退職金について確認をしたかったが本人と連絡をさせてもらなかった」
サービス利用に関しての否定的意見も一定層見受けられます。
「退職代行サービスそのものを事業として行うことに疑問を感じる」
「やはり退職する際は自分自身で対応することが誠意を表すものだと感じます」

今後、退職代行利用者は増えていくと思いますか?
「増えていく」が66.2%と多数を占める結果となりました。ポジティブ、ネガティブいずれも理由においても今後、増えていく可能性があり、退職の仕方がかわりつつあるように感じる結果となりました。一方で、退職を考える社員とのコミュニケーションの取り方が今後の課題といえそうです。
「今のご時世、仕方がないと思う。全てにおいてSNSが中心となっているので、退職という言いづらい事を自分で伝えたくないと思う人も増えて当然。雇う側が言いやすい環境を常日頃から提供することも大切かと」
「退職代行サービスを気軽に利用したくなる企業にならない為にもより良いコミュニケーションを図りたい」
「定年退職以外で退職する場合、自分も使う可能性がある」

<集計レポート>大学の統廃合について
アンケート期間:2024/10/01から2024/10/08
就学人口の減少を受けて、大学の淘汰(統廃合)の時代に移行するものとみられています。より高度な研究課題に取り組む手段として、理工系人材育成に向けた学部転換など、大学再編が活発化しています。今回、大学の統廃合の状況をどれくらい意識をされているのかを尋ね、46名の方に回答いただきました。皆様、お忙しいなかご回答いただきありがとうございました。
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1ミニッツアンケートにご回答ありがとうございました。
大学の統廃合や名称変更について、どの程度気にしていますか?
結果を見ると、「採用実績校や地元の大学などについては気にしている」が最も多く、ちょうど半数。「全体的に気にしている」と合わせると「気にしている」層は7割強という結果になりました。

学部の統廃合や新設について、どの程度気にしていますか?
学部単位でみてみると、全般的に気にしていると一部気にするを足し合わせた「気にしている」割合は、大学名称の変更に比べると少ないものの、63.1%という結果でした。採用実績校の場合、大学訪問や学内セミナーの時に情報を収集するほか、インターンシップやOB・OG訪問をきっかけに気づく方もいらっしゃるようでした。
名称が変更されたことにより、業務上で差し障りが出たこともあるようです。
「OB・OGの数が数えられなくなった」
「在職者の最終学歴管理が難しくなる」
といった管理面が支障が出るケースが多く聞かれました。
このほか
「求人票の送付を漏らしていた」
「純粋な電気電子工学科が減っている。いわゆるハード寄りの電気をしっかり学べていなそうな知らない名称が多くなった」
「OB訪問で会ったが、学部・学科名が変わり、専攻内容も様変わりして話が合わなかった」
「出身大学の学生が来ても統合後の学生のOB・OGというのも気が引ける」
といった声も聞かれました。

もしご自身の母校の名称が変わった場合、普段の生活で、主にどちらの名称を利用すると思いますか?(経験がない方も想像で)
最も多かったのは、「その時に認知度の高い方を使う」「併用する」の2つで、同率(32.6%)でした。相手に対してのわかりやすさを考えた結果だと思われます。なお、名称変更を経験された方の回答を見てみると、3項目ほぼ同率で、これというこだわりがあるわけではなさそうでした。

<集計レポート>人事・採用担当者の夏休み取得の実態は?
アンケート期間:2024/09/09から2024/09/17
7月から9月にかけて、夏季休暇を取得した方は多いとおもいます。夏季休暇に加えて、これまでたまった代休や有休を加えてさらに長期休暇にした方もいるのではないでしょうか。一方で、もともと夏季休暇はない、インターンシップの準備が・・・、25卒の採用がまだ・・・といった理由で、思うように取得できなかったという声も聞かれます。皆さんは、いかがでしたでしょうか。
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1ミニッツアンケートにご回答ありがとうございました。
あなたはこの夏、長期休暇を取得しましたか?
皆様、ご回答いただきありがとうございました。
今回80名の方に回答いただきました結果をまとめると、長期休暇の取得者(予定を含む)は、85%でした(取得済み70%、これから取得予定15%)。やはり、夏にまとまって休暇を取られた方が多かったようです。
休暇日数が長くなるにつれ、リフレッシュできた割合も高くなる傾向が見られますが、頂いたコメントを見ると、短い休暇でもメリハリをつけるなど工夫を凝らした様子がうかがえました。

何日連続で休みましたか/休む予定ですか? ※所定休日も含めてお答えください
3日以内が16%、4~8日が約50(49.3)%、9日以上が34.7%でした。
土日を組み合わせて9日以上の休みを一気に取る方がいる一方で、長期休みといえど、1週間のうち何日かは業務をできるように工夫されて方もいるように感じます。

(長期休暇を取得された方に)リフレッシュはできましたか?
大半の方は休暇でリフレッシュができたようです。休暇日数とリフレッシュの度合いの関係を見てみると、休暇日数が長くなるにつれ、リフレッシュできた割合も高くなる傾向が見られます。とはいえ、短い休みでリフレッシュできた人もいれば、9日以上の休みでも十分でなかった方も一定層いるようです。
・長く休むとかえって落ち着かない
・会社は稼働しているので連絡がちょこちょこと入る・・・
・単身赴任だったので、自宅でゆっくり家族と過ごせた
・家族サービスでいつも以上に忙しかった
・お盆の中日に合説があった (←弊社は開催していません・・・)

おすすめのリフレッシュ法を教えてください
皆さんから寄せられたリフレッシュ法を一部ご紹介します。
・普段と違う過ごし方をする、知らないところ行く。
・ジョギングやサイクリングで身体を動かしてドーパミンをだしてハイになる
・好きなアーティストのライブに行く
・飛行機に乗る
・長距離ドライブ
・美味しいものを食べてお酒を飲む
・旅行で自然豊かな環境に身を置く
・旅行、温泉、テーマパーク巡り
・会社のことは忘れる。携帯の電源を切る。
会社のことを忘れるのはなかなか難しいようですが、短い休みでもメリハリをつけることでうまくリフレッシュされている方もいますので、長さだけでなく自分なりの方法を見つめてみることが大切なようです。
最後にこんなアドバイスもありました。
「普段と同じリズムで生活する事。 寝すぎると休み明けがしんどいですよ」